2025年8月6日株式会社京都創薬研究所(本社:茨木市、代表取締役CEO:武蔵国弘)
当社が開発を進めております、急性中心網膜動脈閉塞症(CRAO)を対象とした低分子化合物KUS121の第2相臨床試験に関する有効性解析結果が、2025年9月に米国シカゴで開催されるRetina Society年次総会のLate Breaking Abstractセッションに採択されましたので、お知らせいたします。
Retina Societyは、網膜疾患領域において最先端の臨床および基礎研究が発表される国際的な学術集会であり、Late Breakingセッションは、その中でも最新かつ注目度の高い成果が発表される重要なプログラムです。
本演題では、視力予後が極めて不良とされるCRAOに対し、KUS121の3日間連続投与を実施したランダム化比較試験の有効性解析結果を報告いたします。本試験は、米国における多施設共同試験として実施され、KUS121の有効性と安全性を検討するものです。
なお、本試験の詳細は、ClinicalTrials.govに登録されており、登録番号はNCT06178055です。
【学会発表概要】
• 学会名:The Retina Society 58th Annual Scientific Meeting
• 会期:2025年9月11日(木)~14日(日)
• 会場:The Ritz-Carlton Chicago(米国イリノイ州シカゴ)
• 発表日時:2025年9月12日(金)午後4時05分(現地時間)
• セッション:Late Breaking Abstract Session
• 演題名:Intravitreal KUS121 for Acute Central Retinal Artery Occlusion: Results from a Phase 2 Randomized, Sham-Controlled Trial
当社は、治療法の確立されていない重篤な網膜疾患に対し、革新的な治療薬の創出を目指し、今後も研究開発を進めてまいります。
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