お知らせ

2022.04.28 米国FDAとのpre-INDミーティングを終了

当社は、開発中のKUS121について2022年4月27日に網膜中心動脈閉塞症(CRAO)を対象に、米国医薬食品局(FDA)とpre-INDミーティングを無事終了しました。CRAOは、網膜中心動脈が血栓にて閉塞することにより急激に高度かつ多くは不可逆的に視力障害・視野障害が起こる重篤な疾患であり、「眼の心筋梗塞」と呼ばれる病気です。現在、有効とされる標準的治療はなく、患者により眼球マッサージ、線溶系治療、眼圧降下治療、血管拡張治療、高圧酸素療法などが行われています。
KUS121は、網膜細胞の虚血再灌流障害を抑制し細胞を強力に保護します。CRAOに対する標準的治療法となる可能性があります。当社は、米国での第Ⅱ相試験に向け、積極的に開発を続けています。

「CRAOは今も治せない病気のひとつ。KUS121が世界の患者の福音になれるよう開発を続けます。今回のFDAとのpre INDミーティングが無事に終了した事は大きな一歩です。」(武蔵国弘 当社代表取締役CEO・眼科医)。